↑の図に表わされているように
陰陽とは
一つものの側面であり 構成要素です。
陰+陽=1
と言ってもいいかもしれません。
ということは
陽の割合が多いものは 陰がその分少なく
陽の割合が少なくなれば 陰がひとりでのその分増える
ということですね。
どのようなことがあろうと
全体が1であることは不変なのだそうです。
このことは万物においていえるので
たとえばですが
世の中でネガティブなことが増すと
今度はバランスを取ろうとして
ポジティブな動きが起こってきます。
その逆も然りで
たとえば 長く続いた繁栄や文明のあと
ひとりでにそれが崩壊に向かう、ということが起こります。
陽極まれば 陰と成す
陰極まれば 陽と成す
というのはこのような法則を見抜いた人が言った言葉でしょう。
たとえばヒトの人生を見ても
「どん底」を体験すると 特に何もなくとも
ひとりでにポジティブ方向に転換する、
ということがあるように思います。
季節なら 春から夏に向かい
どんどん陽の気が高まり
夏至にピークを迎えると
そこからはひとりでに陰の方向へと
向きが変わり 冬至の陰の極みまで
その方向に向かうのです。
さて今書いているうちに
この陰陽図の中の白黒の丸は何を意味しているのだろうと
心の中で思ったら
陰陽に関していろいろな答えをもらいました。
2010年4月27日