植物の王国への招待

植物の王国への招待2002.5.22

けさ犬の散歩に行ったとき 土手の景色があんまりきれいなので立ち止まって見入ってしまいました。
新芽の透き通ったグリーンにしろつめ草 れんげににた薄紫がかったピンクのぽんぽんみたいな花
ススキの白い穂にタンポポの明るい黄色・・・。
しばらくたたずんでいるうちに 私は植物の王国のすみっこに自分が立っているのを感じました。
そこでは私のほうが「よそ者」でした。けれども私はその王国の中に存在していました。

そこは実際にひとつの王国でした。
草たちはみな隣の草と手をつなぎあっているような一体感で繋がれていました。
完璧に調和して 平和な王国です。
私たちの耳に普段聞こえてくるような音はなく とても静かです。
しかしよ~く耳を済ませば 微細な精妙な調べのような音が存在しています。

そこには 比較や競争は影も形も存在していません。
”淘汰”はあるのでしょうが そこに”勝った””敗れた”という概念がないので
それはただの”交代”であり”変化”です。

植物たちは 他の存在のことを気にすることがありません。
それってなんて平和なことなんでしょう!
謙遜も おせっかいも 反省も期待もな~んにもないのです!
今だけが永遠に存在しています。

”ただありのままでいるということ”について ”存在”というものについて
自然ほど多くを教えてくれるものはまだみつかりません。

植物界は私たちと次元を共有しているのです。
次元が重なり合っている部分。。。
その重なった部分を通して いろんなことを教えてくれるんですね。
私たち人間界と植物界はかつてもっとたくさん この重なりの部分があったのではないでしょうか?
そんなことを散歩しながら考えました。

いいなぁ・・植物の世界って・・・と私は感じました。
けれどもこれはあくまで私の好みです。
ある程度の抵抗の中を 切り開いて進むのが好きな方には
きっと物足りない世界かもしれません。

けれども そんな世界に疲れたら 植物の王国に
ちょっと旅をしてはいかがでしょう?
疲れたあなたの心を癒して また頑張ろうという気にさせてくれるかもしれません。

「自己主張の必要はありません。わたしのポジションはちゃんとあります。」

こんなメッセージをもらいました。アファメーションとして唱えると良いようです。

春爛漫

植物の精霊との出逢い

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